断捨離を始めたきっかけ
長い間生きていると、思い出が増えるけれど、持ち物も増えます。家族が亡くなった時、その荷物の多さにびっくりしました。仕事で使った物、個人的に好きで集めた物、本、服等、残された家族は悲しみの中、それを片付けなければならないわけです。一部屋に収まらず、お葬式や法要で疲れ切った体に鞭打って、片づけなければならない。本当に辛い事です。私は、それを自分の子供に背負わせたくないと考えています。
まずは、職場の自分のデスクやロッカーから、断捨離を始めました。仕事で使うも以外、何も置かずにいたら、転勤の時、紙袋2つ分で済むのでとても楽になりました。他の人のデスクやロッカーを見ると荷物に溢れていて、探し物も一苦労しているのが無駄にしか思えなかった。過去の仕事のファイルなんて、捨てたくなければデジタル化すれば良いのです。私は、仕事の引き継ぎは、職場のサーバーに残して、紙類は全部廃棄していました。この習慣は、若い時、急に体調を崩して1ヶ月入院し、同僚に迷惑をかけた事がきっかけです。
プライベートも同じです。荷物は最小限度で良いのです。家族がいると多少は持ち物は多くなりますが、出来るだけ少ない物で暮らせるように心がけています。災害が多い我が国では、安全に暮らせるように余分な物は家に置かないようにしています。といっても、長く生きていると、子供がいた頃は必要だったけど今は要らない物が、まだ片付いていませんが。とりあえず、昨年から、「衣服を買わない運動」を実践中です。タンスを処分して、クローゼットの中に洋服、バッグなどを納めることが出来ました。案外、1軍の服は少ないものですね。なんで、あんなにたくさんの洋服を持っていたのでしょう。
休みの日には、断捨離したり、本を読んだり、パッチワークをして過ごすことが出来るようになってきました。リビングは物が少ないので、朝ご飯を食べて片付けるついでに無印良品の箒でさっと掃き掃除しているので、家に帰ってイライラする事がなくなりました。私は、出来るだけ少ない物で生活していきたいと思っています。エコのためにも。
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